distributed shopping mall

ショッピングモールサービスとは

別名 電子商店街

インターネット上で複数の商店のページ（電子商店）を一つのサイトにまとめて、様々な品物を販売するウェブサイトのこと

従来型モールサービスが抱える課題 1

消費者 目線

• 個々の店舗を意識しにくい

店舗 目線

• システム上の制約で他店との差異を出しにくい
• 売れなくても月額固定費がかかる
• 売れても3-5%の手数料をとられる

従来型モールサービスが抱える課題 2

モール運営者 目線

• (開発はまだしも)システム運用管理にコストがかかる
• 店舗へのITスキルサポートにコストがかかる
• 店舗への販売コンサルティングにコストがかかる

従来型モールシステムは

全店舗のデータをモール運営者が管理するインフラに配置する

「 中央集中型システム 」 が主流

従来型モール システム運用タスク

• インフラ管理(サーバ管理／ネットワーク管理)
• アプリケーション開発／運用
• セキュリティ対策

本当に

中央集中型システムが一番よい実装なのか？

目的

現状かかえる課題を、システムから見直して解決し、

より良いモールサービスを提供したい

従来型ショッピングモールシステム 考察1

システム構成

• 全店舗のデータをモール運営サーバに配置
• サーバ／ネットワーク管理をモール運営者が行う
• モールシステムフレームワーク上で店舗が設定をかえてサービス運用
• 自由度が低い傾向にある
  • ドメイン
  • セキュリティ対策による禁止事項(Jsなど)
• 運営側のコストが高い
• 固定費がかかる
• 仕組みが複雑化する傾向にある

中央集中型モールの役割分担

1. モール運営者

• サーバ／ネットワーク管理(インフラ管理)
• データ管理(注文データ、商品データ、など)
• モールシステムのプログラム管理

2. 店舗運営者

サーバはAppEngineを使う

無料版の問題点

• 負荷に耐えられない
  • 特に画像
• appspot.comドメイン固定

有料版

EC2をベースとしたインフラにのせかえ

固定費徴収

どうやって稼ぐか

• 無料版 -> Adsenseをはる＋注文成約に応じたロイヤルティ課金(1-2%程度)
• 有料版 -> 固定費(アクセスやカスタマイズに応じて段階課金)+ロイヤルティ(1-2%程度)

システム構成

• 無料版 -> Appengineのアカウントを取得してもらい、こちら側からコードをPush、Webツールでデータ運用
• 有料版 -> 無料版の仕組み(コード)をEC2上で動かし、負荷対策やBackup強化などを行う

機能

無料版、有料版ともに、管理用APIを搭載し、データを一元管理できる

• 商品データ参照
• 注文データ参照
• ページデザインデータ参照
• 開店ステータス参照・更新

ロイヤルティ未払い、などあった場合、開店ステータス更新APIから強制閉店させる、など

実装

• Python
• Twitter Bootstrap

DEMO

demo

技術的課題

• AppEngineへのupload自動化
• 管理システム開発
• 請求システム開発

今後の課題(TODO)

• 商品検索機能の拡充
• 物流連携課題の克服
• 決済方法の拡充とカート統一

まとめ

がんばる