Ubuntu11.10のPython開発環境を整備

背景

Google AppEngineで使い始めたのをきっかけにPythonにハマっている。 ハマった理由は以下の通り。

  • 標準で備わってる機能が多い(CSV parserなど)
  • Cのライブラリ連携が楽そう(ctypesなど)
  • PyPI(PerlにおけるCPAN)パッケージが充実している
  • など

ただ、パッケージが充実しているのはいいが、 野良CPANパッケージをinstallすると環境が汚れたり、 ちょっとお試しでinstallしたい場合に躊躇してしまう(Perlも同様)

pythonの場合、virtualenvを使えば、pythonのバージョン違いも含めて、 複数のpython環境を自分のHOMEディレクトリ以下で簡単に管理できるので、 その設定手順をまとめる

インストール手順

% sudo aptitude install python-virtualenv virtualwrapper
% sudo aptitude install python3.2 python3.2-dev
% mkvirtualenv -p /usr/bin/python2.7 2.7.2
% mkvirtualenv -p /usr/bin/python3.2 3.2.2

パッケージをinstallできたら、 以下を.zshrcに追加

[ -f $HOME/.pythonbrew/etc/bashrc ] && source $HOME/.pythonbrew/etc/bashrc
[ -f /etc/bash_completion.d/virtualenvwrapper ] && source /etc/bash_completion.d/virtualenvwrapper
workon 2.7.2

これで準備は完了

後はterminal上で、"workon 2.7.2" や "workon 3.2.2" などと打てば (python versionが異なる)環境を瞬時に切り替えられる

これで環境ごとにパッケージを完全に別で管理できるので、 とりあえずインストールして使ってみるsandbox環境として別に1つ用意するのも、あり。

pythonbrewなどのwrapperも調べたが、自分の中では上記の手順で今のところ満足。 Pythonの強みは環境構築の簡単さだと思っている。特にUbuntuとは相性がいい。

ちなみに、Perlにはperlbrewが、RubyにはRVMがあり、それぞれ複数環境を管理できる。

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